ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)の格言・名言
2015/08/01
人はいかに遇されるかによって、それなりの人物になっていく。
年をとるということが既に、新しい仕事につくことなのだ。すべての事情は変わって行く。我々は活動することを全然やめるか、進んで自覚をもって、新しい役割を引き受けるか、どちらかを選ぶほかない。
人間は現在がとても価値のあることを知らない。ただなんとなく未来のよりよい日を願望し、いたずらに過去とつれ立って嬌態を演じている。
生きている間は、なにごとも延期するな。なんじの一生は、実行また実行であれ。
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大切なことは、大志を抱き、それを成し遂げる技能と忍耐を持つということである。その他はいずれも重要ではない。
馬で行くことも、車で行くことも、二人で行くことも、三人で行くこともできる。だが、最後の一歩は自分ひとりで歩かなければならない。
本気でものを言うつもりなら、言葉を飾る必要があろうか。
あらゆる階級を通じて、目立って気高い人は誰か。どんな長所を持っていても、常に心の平衡を失わない人だ。
つねによい目的を見失わずに努力を続ける限り、最後には必ず救われる。
われわれは結局何を目ざすべきか。世の中を知り、それを軽蔑しないことだ。
何をなすべきか、いかになすべきか、をのみ考えていたら、何もしないうちにどれだけ多くの歳月がたってしまうことだろう。
愚者と賢者はともに害がない。半端な愚者と半端な賢者が、いちばん危険なのである。
三千年の歴史から学ぶことを知らぬ者は、知ることもなく、闇の中にいよ、その日その日を生きるとも。
自分も犯したことのある過ちなら、人が犯しても好感をいだくものだ。
忘恩はつねに一種の弱さである。わたしは有能な人たちが恩知らずであった例を知らない。
あの人が私を愛してから、自分が自分にとってどれほど価値あるものになったことだろう。
ただ、はつらつとした活動によってのみ、不愉快なことは克服される。
みずから勇敢に戦った者にして初めて英雄を心からほめたたえるだろう。暑さ寒さに苦しんだ者でなければ、人間の値打ちなんかわかりようがない。
何も出来ない日や時には、後になって楽しめないようなものを作ろうとするより、ぶらぶらして過ごしたり、寝て過ごす方がいい。
虚栄は軽薄な美人に最もふさわしい。
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