村上春樹の格言・名言
2015/08/01
どんなに壁が正しくてどんなに卵がまちがっていても、私は卵の側に立ちます。
インターネットで「意見」があふれ返っている時代だからこそ、「物語」は余計に力を持たなくてはならない。
慎重に考慮した結果、最終的に出席の判断をしました。この判断の理由の一つは、実に多くの人が行かないようにと私にアドバイスをしたことです。
人はどんどん変わっていくし、過去の発言に縛られたくありません。
スポンサーリンク
人生でいちばんきついのは、心ならずも誰かを傷つけてしまうことであって、自分が傷つくことではありません。
僕は違う自分になることによって、それまでの自分が抱えていた何かから解放されたいと思っていたんだ。僕は本当に、真剣に、それを求めていたし、努力さえすればそれはいつか可能になるはずだと信じていた。でも結局のところ、僕はどこにもたどりつけなかったんだと思う。僕はどこまでいっても僕でしかなかった。
ものごとがあまりに完全だと、そのあとに決まって反動がやってくる。それが世のならいだ。
何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何ももてないんじゃないかと心配してる。みんな同じさ。
自分に同情するな。自分に同情するのは、下劣な人間のやることだ。
目に見えるものが、ほんとうのものとは限らない。
遠くから見れば、大抵のものは綺麗に見える。
月の裏側に一人残されていたような恐怖を自分のことのように想像しながら、その状況の意味を何年も考え続けた。
一般論をいくら並べても人はどこにも行けない。
Sponsored Link
Sponsored Link
関連記事
-
ヘルマン・ヘッセ(Hermann Hesse)の格言・名言
20世紀前半のドイツ文学を代表する作家。1946年に『ガラス玉演戯』などの作品が …
-
ジョセフ・マーフィー(Joseph Murphy)の格言・名言
米国で活動したアイルランド出身の宗教者、著述家。主に牧師として活動した。代表作は …
-
トルストイ(Leo Tolstoy)の格言・名言
多くの女性を愛した人間よりも、たった一人の女性だけを愛した人間のほうが、はるかに …
-
フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー(François de La Rochefoucauld)の格言・名言
ラ・ロシュフコー公爵フランソワ6世はフランスの貴族、モラリスト文学者。多くの戦い …
-
アンリ・ド・レニエ(Henri de Régnier)の格言・名言
フランスの詩人で小説家。高踏派と象徴主義派の混交から新古典主義へなった。代表作は …
-
ヘミングウェイ(Ernest Hemingway)の格言・名言
私のねらいは、見たことや感じたことをもっともうまく単純に書くことだ。 My ai …
-
亀井勝一郎の格言・名言
昭和期の文芸評論家。聖徳太子や親鸞の教義を信仰し、その人間原理に根ざした宗教論、 …
-
ジョージ・エリオット(George Eliot)の格言・名言
言葉は翼を持つが、思うところに飛ばない。 Our words have wing …
-
スタンダール(Stendhal)の格言・名言
グルノーブル出身のフランスの小説家。本名はマリ=アンリ・ベール(Marie He …
-
アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)の格言・名言
良き夫になることを約束する。ただし、毎晩は現れない月のような妻がよい。 I pr …
- PREV
- 武者小路実篤の格言・名言
- NEXT
- 吉川英治の格言・名言