上杉謙信の格言・名言
2015/07/16
戦国時代の越後国の武将、戦国大名。内乱続きであった越後国を統一し、産業を振興して国を繁栄させた。
後世たびたび物語として描かれている「川中島の戦い」は計5回に及び、宿敵武田信玄は上杉謙信を「日本無双之名大将」と評した。
生: 享禄3年1月21日(1530年2月18日)
没: 天正6年3月13日(1578年4月19日)享年48歳
上杉謙信の格言・名言
我が命のある間、国家を裏切る者を平らげ、諸国を一つに帰して、貧困に陥った人々を安住ならしめる他に希望はない。もし謙信の運が弱く、この志が空しいものならば、速やかに病死を賜るべし。
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生を必するものは死し、死を必するものは生く。
武士は馬を我が足と思い、弓鎗を左右の手と定め、敵を撃つ刃は己の心と考え、常に武道をたしなむ事が、本意の核心である。
大事なのは義理の二字である。死ぬべきに当たってその死をかえりみず、生きる道においてその命を全うし、主人に先立つ、これこそ武士の本意である。
昔時の名将は、暑日に扇をとらず、寒日に衣をかさねず、雨の日に笠を用いずして、士卒への礼とす。
信玄の兵法に、のちの勝ちを大切にするのは、国を多くとりたいという気持ちからである。自分は国を取る考えはなく、のちの勝ちも考えない。さしあたっての一戦に勝つことを心掛けている。
戦場の働きは武士として当然のことだ。戦場の働きばかりで知行を多く与え、人の長としてはならない。
人の上に立つ対象となるべき人間の一言は、深き思慮をもってなすべきだ。軽率なことは言ってはならぬ。
我は兵を以て戦ひを決せん。塩を以て敵を屈せしむる事をせじ。
人の落ち目を見て攻め取るは、本意ならぬことなり。
極楽も 地獄も先は 有明の 月の心に 懸かる雲なし※辞世の句
四十九年 一睡の夢 一期の栄華 一盃の酒
※辞世の句
家訓16ヶ条「宝在心」
一、心に物なき時は心広く体泰なり
一、心に我儘なき時は愛敬失わず
一、心に欲なき時は義理を行う
一、心に私なき時は疑うことなし
一、心に驕りなき時は人を教う
一、心に誤りなき時は人を畏れず
一、心に邪見なき時は人を育つる
一、心に貪りなき時は人に諂うことなし
一、心に怒りなき時は言葉和らかなり
一、心に堪忍ある時は事を調う
一、心に曇りなき時は心静かなり
一、心に勇みある時は悔やむことなし
一、心賤しからざる時は願い好まず
一、心に孝行ある時は忠節厚し
一、心に自慢なき時は人の善を知り
一、心に迷いなき時は人を咎めず
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