ハインリヒ・ハイネ(Heinrich Heine)の格言・名言
クリスティアン・ヨハン・ハインリヒ・ハイネ(Christian Johann Heinrich Heine)はドイツの詩人、作家、ジャーナリスト。抒情詩を初め、多くの旅行体験をもとにした紀行や文学評論、批評精神に裏打ちされた風刺詩や時事詩を発表。ハインリヒ・ハイネの詩には多くの音楽家から曲が付けられており、とりわけ『歌の本』から多くの歌曲が生まれている。
生: 1797年12月13日
没: 1856年2月17日(享年58歳)
ハインリヒ・ハイネ(Heinrich Heine)の格言・名言
結婚行進曲を聞くと、兵士が戦場へおもむくときに演奏される音楽を思い出す。
The Wedding March always reminds me of the music played when soldiers go into battle.
結婚 – いかなる羅針盤もかつて航路を発見したことのない荒海。
Matrimony; the high sea for which no compass has yet been invented.
とことんまで恋したものは友情に手をつける。
おお、愛はわれらを幸福にする。おお、愛はわれらを豊かにする。
暗闇で盗み、暗闇で返すキス。そういうキスはなんと有頂天な気持ちにすることだろう!もし心が愛しているならば!
その美しい目で きみは僕をひどく苦しめ とうとう僕を滅ぼした 恋人よ それ以上なにが欲しい?
きみがつれなくすればするほど ぼくは一途に思いつめる なぜなら 親切なんかまっぴらだけど かわいい意地悪には ぞっこんまいるたちだから きみがぼくから解放されたかったら ぼくに惚れこまなくちゃいけないね
僕はおまえが好きだった。そして今でも好きなんだ。たとえ世界が木っ端微塵になったとしても、その残骸の破片から、恋の想いは炎となって燃え上がる。
恋はなにものも怖れない。いざとなれば、死神という天下無敵の強者のところへ走っていき、それを味方にする用意がある。死神を味方にした恋くらい強いものはない。
よくあることだが、きわめて美しい娘にかぎってなかなか夫に恵まれない。古代からすでにそうだ。ご存知のとおり三美神はみんなお嫁に行けなかった。
女というものは、どこまでが天使で、どこからが悪魔なのか、はっきりわからないものなのだ。
愛とは何か、とお前はたずねる。たちこめる霧に包まれた一つの星だ。
美しい五月になって、花のつぼみが燃えるとき、わが胸も愛の想いに燃え上がる。
恋に狂うとは、ことばが重複している。恋とはすでに狂気なのだ。
恋にとって昨日はなく、恋は明日を考えない。 ただ今日だけを、完全な今日を要求する。
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