ドストエフスキー(Fyodor Dostoyevsky)の格言・名言
2015/08/01
人間という奴はいつでも、人に騙されるよりは自分で自分に嘘をつきたがるものなのだ。そして、無論、人の嘘より自分の嘘の方を余計に信じるのだ。
人生で何よりも難しいのは、嘘をつかずに生きることだ。そして、自分自身の嘘を信じないことだ。
太陽におなりなさい。そうすれば、誰もがあなたを仰ぎ見ることでしょう。
娘が自分で惚れた男というのは、父親の目にはいつだって一番つまらない男に見えるものだ。
恋の悩みや嫉妬はすべて退屈のなせるわざなのだ。惰性に押し潰されたのだ。
本当の真実というものはいつでも真実らしくないものだ。真実をより真実らしく見せるためには、どうしてもそれに嘘を混ぜる必要がある。だから人間はつねにそうしてきたものだ。
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良心の自由ほど魅惑的なものはないけれど、またこれほど苦しいものはないのだ。
どうか偶然なんてことをあてにしないでください。偶然のない人生というのもあるのですから。
一番簡単で、いちばん明白な思想こそが、いちばん理解し難い思想である。
金を持っている人間は、貧乏人がそのはかない運命を訴えることを聞くのが大嫌いである。
思いやりこそは最も重要な、そしておそらくは全人類の唯一の生活の規範なのだ。
女にとっての復活は、あらゆる破滅からの救いと更生は、愛のなかにある。
苦しむこともまた才能の一つである。
思想は感情のなかから生まれる。そしてその思想が人のうちに根をおろすと、今度は新しい感情を形成する。
真実を語る者は機知のない人間だけである。
よき時代は天から降ってくるものではなくて、わたしたちが自分でつくり出すものです。それはわたしたちの心の中にあるものなのですよ。
金こそは取るに足らぬ人物を第一級の地位に導いてくれる唯一の道である。
謙虚な愛は、暴虐よりずっと効果の多い怖ろしい力である。
自分も生き、他人をも生かすようにする。
人は笑い方でわかる。知らない人に初めて会って、その笑顔が気持ちよかったら、それはいい人間と思ってさしつかえない。
人間は卑劣漢として生きることができないのみならず、卑劣漢として死ぬこともできない。人間は清らかに死なねばならない。
善い人とは、強い人たちのことではなく、誠実な人たちのことである。
僕は人類全体の苦痛の前に頭を下げたのだ。
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